経営計画から予実管理、事業支援まで。事業管理チームのミッションとは

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今回は、執行役員 経営企画本部 本部長の坂井さんと、経営管理部 事業管理チームの高橋さんにインタビューを行いました。経営管理部の「事業管理チーム」について詳しく伺っています。
「事業に深く関与し、会社全体を前進させる役割を担いたい」「裁量の大きい環境で、自分のアイデアを活かして業務に取り組みたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください!

坂井 宏成(写真左)
大学院で無機/有機複合材料に関する研究活動に取り組み、卒業後に三菱総合研究所に入社。 コンサルタントとして通信キャリアのマーケティング戦略策定や、クライアントの知財をコアにした新規事業の立案・実行支援に関与。 2016年、TBM入社。多賀城市の自社工場建設をプロジェクトマネージャーとして推進した他、自社工場における生産計画策定プロセスなどの生産管理体制の構築や、品質保証体制の構築に貢献。 2022年より経営管理部 部長として、事業管理体制構築やものづくりプロセス最適化、知財戦略を推進。2023年に執行役員に就任。

高橋 侑誠(写真右)
名古屋大学大学院環境学研究科 都市環境学専攻 修士課程修了。大学院では廃棄プラスチックから機能性ナノ材料への変換技術を研究。また、国際環境人材育成プログラム(NUGELP)生として、ドイツ・フライブルク大学での研究インターンシップに参加。株式会社ワンキャリアにて事業開発・マーケティングのインターン生として、年間100人以上の就活生との面談やイベント集客を担当。
2024年4月、TBMに新卒入社。経営企画本部 経営管理部の事業管理チームにて、LIMEX事業の事業計画策定、予実モニタリング、KPI設定、製品原価算出等に従事。2024年10月にBest Rookie賞獲得。

目次

#1. 事業管理チームが担う4つの役割

坂井:事業管理チームには、大きく4つの役割があります。

①経営計画の策定
LIMEX事業や資源循環事業など、各事業部と連携して事業計画を取りまとめ、会社全体の経営計画を策定する役割を担っています。
各事業計画を調整し、会社全体として定めた目標売上・利益に基づき、必要なリソースや資源を最適化することが求められます。統合した計画により、会社全体で目標利益を生み出せるかについて、細部に至るまで徹底的に議論し、計画を策定していきます。

②予実のモニタリング
最終的な業績管理では、売上や利益が主要な指標となります。しかし、それらを達成するためには、結果が出る前の段階で進捗状況をKPIで把握することが不可欠です。
事業管理チームでは、KPIは固定化することなく、事業の状況に応じてディスカッションし、柔軟に設計しています。設定されたKPIをモニタリングする仕組みを併せて構築し、必要なデータをレポートとして提供することで、業務プロセスの改善や目標達成を支援しています。

③各事業の営業活動・製造活動の支援
事業計画が円滑に進むよう、各事業部をサポートすることも重要な役割です。SalesforceやERPなどを活用し、現場では取得が難しいデータを収集・整理することで、部門長やマネージャーの迅速かつ的確な意思決定を支援しています。
製造活動に関しては、原材料費や労務費などを工程ごとに整理し、製品ごとに適切な原価を設定する仕組みを構築しています。ERPシステムを活用してデータを提供することで、工場の原価削減や効率化を支援しています。

④ビジネスプロセスの改善
工数削減の観点から、無駄が発生している箇所を特定し、改善に取り組んでいます。これらの活動は営業部門に限らず、他の部門でも実施しており、部門横断的な効率化や業務改善に貢献しています。

#2. 「全員レギュラー」の想いで、データ抽出・統合プロセスを改善

高橋:先ほど紹介した役割を果たす上では、経理部門から提供される会社の業績データを、迅速に各現場へフィードバックすることが求められます。しかし、複数のシステムが存在していたため、これまではデータの抽出・統合・アウトプット作成のプロセスに課題がありました。そこで2024年はデータの抽出・統合を自動化・半自動化する取り組みに注力し、大幅なプロセスの効率化を実現しました。

坂井:こうした取り組みの背景には、2024年の全社スローガン「全員レギュラー」の想いがあります。経営幹部だけでなく、全社員が会社の方向性を共有し、それぞれの役割を果たすためには、日々の業務が会社全体の目標、特に最終的な利益創出にどう繋がるのかを実感できる仕組みが不可欠です。

具体的なKPIを設定するとともに、その背後にある意味や目的を共有することで、全社員が自分の役割を主体的に捉えられる文化を醸成する役割を果たしてきたと考えています。

高橋:私たちの役割を果たすためには、何よりも各事業部から信頼を得ることが重要です。そのため、迅速かつ正確な対応を心がけるだけでなく、業績や事業に深くコミットし、事業部のパートナーとして寄り添う姿勢を大切にしています。

また、数字だけでなく、その背景を状況を理解するために、現場との密なコミュニケーションを欠かしません。事前のすり合わせや計画共有を徹底することを大事にしています。

#3. 課題解決と事業成長をリードするチームが求める人材とは

坂井:事業に深く関わりながら課題を解決し、組織全体をリードできる人材が今のTBMに求められています。ただ数字を返すだけでなく、数字や業績に深くコミットし、プロジェクトに主体的に関与できることが重要です。
単なる調整役にとどまらず、情報を集約して見えない部分を明らかにし、方向性を示すリーダーシップを発揮してほしいと考えています。

高橋:人を動かす情熱を持ち、コミュニケーションを通じて相手の気持ちを理解しながら話を進める能力が求められていると感じます。また、情報を整理し、的確に伝えるスキルも非常に重要です。

坂井:事業管理に関する専門知識を持っている方はもちろん、これから身に着けてたいという方も大歓迎です。TBMにはさまざまな専門性を持つメンバーがいるため、そういったメンバーを巻き込んでいける力があれば活躍できると思います。

高橋:事業管理チームの役割は、単にデータを扱うルーティン業務をこなすことではありません。事業に深く関与し、会社全体を前進させる責任を担っています。困難な課題に挑戦し、学びながら成長したい方やこれまでの経験を活かしたい方には最適な環境です。

坂井:TBMの事業管理は仕事の幅が非常に広く、製造業ならではの工場管理から、スタートアップ企業ならではの社会的期待への対応まで、他では得られない経験を積むことができます。課題も多いですが、それを成長の機会と捉え、積極的に取り組むことで大きなチャンスを掴めます。

ポジティブで明るく、前向きな姿勢で課題解決に挑める方こそ、事業管理チームをさらに強くし、各事業部をより良い方向へ導く存在になれると信じています。皆さんのご応募をお待ちしています!

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