【TBMのキャリアパス|執行役員編】羽鳥徳郎|執行役員CSuO サステナビリティ本部 本部長

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こんにちは!株式会社TBMの採用担当です。
本日は、執行役員CSuO サステナビリティ本部 本部長 羽鳥さんのインタビューをご紹介します!

・TBMでのキャリアパス
・執行役員になるまでの動き
・どんな方にTBMをおすすめしたいか

についてお話していただいたので、ぜひ最後までご覧ください。


羽鳥徳郎|執行役員CSuO サステナビリティ本部 本部長
慶應義塾大学在学時より、自然環境と人々の暮らしの接点に関心をもち、環境法や開発法学を学ぶ。留学先のUniversity of Queensland(オーストラリア)では、環境管理学を専攻。 卒業後、PwC Japanにてサステナビリティコンサルティングに従事。ESG投資とサステナブルサプライチェーンの領域を中心に幅広い業界のクライアントのサステナビリティ推進体制整備を支援。2018年、TBMに1人目のサステナビリティ専任者として参画。2030年に向けた目標策定や製品のライフサイクルアセスメント、再生可能エネルギーへの転換、CDP等のESG評価機関への情報開示などに取り組む。 2022年にサステナビリティ部 部長、2023年に執行役員CSuOに就任。2025年から経営企画室、品質保証室、デジタルソリューション部にも携わる。

主な経歴
2018年6月:コーポレート・コミュニケーション本部 サステナビリティチーム スタッフ
2019年8月:コーポレート・コミュニケーション本部 サステナビリティチーム マネージャー
2022年2月:サステナビリティ部 部長
2023年8月:執行役員CSuO サステナビリティ部 部長
2024年4月:執行役員CSuO サステナビリティ本部 本部長


ー自己紹介をお願いいたします!

TBMでサステナビリティの責任者をしています。2018年6月に1人目のサステナビリティの専任者としてTBMに入社しました。製品の環境負荷算定や会社の中長期目標の設定・推進、ESG情報の集計・開示などをリードしてきました。他方で、企業理念体系「TBM Compass」の編集や全社集会の企画・運営といった組織面の活動にも多く関わってきました。
大学時代は、慶應義塾大学法学部法律学科で環境法や開発法学といった領域を学び、途中1年間、オーストラリアで環境管理学にも触れました。新卒ではPwC Japanのサステナビリティコンサルティングのチームに採用していただき、事業会社や金融機関、自治体などのサステナビリティに関する取り組み推進のご支援をしていました。その知見や経験を活かし、自ら責任感を持って手触り感のある仕事がしたいと思い、TBMの門を叩きました。

ーマネージャー時代について教えてください。

「サステナビリティに関することならなんでも」というスタンス

当時も今も「サステナビリティに関することならなんでも」というスタンスを大切にしています。サステナビリティチームは少人数なので「チームとしてのアウトプットをどうやって増やすか」は自分がプレーヤーとしても立ち回ることで担保する面があります。いわゆる、プレイングマネージャーですね。

一方で、サステナビリティ関連業務の特徴として、全ての部門のメンバーと連携し、会社にとって「横串」的な立ち位置でプロジェクトを立ち上げ推進することが多いため、「どうやって他部署を巻き込むか」に頭と手足を使うことを心がけています。「社外の力を借りる」ということは、特に当時はあまり出来ていなかったように思います。

TBMのマネージャーのモットー「中心管理職」として

TBMのマネージャーには、「中間管理職」ではなく「中心管理職」であることを目指そう、というモットーがあります。それまでの人生で「マネージャー職」に就いたことがなかったため、最初は苦戦しました。当時、「マネージャー」に関する本をたくさん読んだことを覚えています。特に、インテルの元CEOが書いた「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」で示されていた「マネージャーのアウトプット=自分の組織のアウトプット+自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプット」という定義は今でも頭に残っています。マネージャー時代、私は旧コーポレート・コミュニケーション本部で唯一のマネージャーでした。そのため、サステナビリティチームだけでなく、広報やクリエイティブ、採用といった本部内の全メンバーが集まる週次MTGを本部長とともにファシリテートし、直接のレポートラインにいないメンバーも含めて部門として「一体感」を作り上げることを意識していました。また、「マネ会」というマネージャー同士が部門を超えて互いを高め合う会を立ち上げるなど、全社的な視座を少しずつ持ち始めたのがこの頃です。


ー執行役員・部門長となった現在について教えてください。

「自分で採用可否を決める」立場

採用面接はマネージャー時代から行っていましたが、「自分で採用可否を決める」という立場になったことは自分にとって大きな変化でした。

面接という、ある種「よそ行き」に振る舞いがちな場で、互いのマッチ度を見極め、会社や組織の魅力を正しく伝えるという基本的なことに加え、「転職」という人生を変える決断をしていただく覚悟を持つことが求められていると感じ、グッと心持ちが変わりました。そして、TBMにジョインしていただいた後に、互いにとって「正しい選択だった」という状態を作るために努力することなど、本当に、多くのことを学ばせてもらいました。人と人との関わりに正解はなく、ただ真剣に自分の全力で向き合う、それに尽きると思っています。

サステナビリティの専門家→経営者視点に

執行役員を任せていただき大きく変わったのは、財務や数字に関わることが圧倒的に増えたことです。それまでは「サステナビリティの専門家」としての意見を求められていましたが、今では「会社にとってどうか」という経営者の視点で考え、発言し、行動することが求められるようになったと思います。2025年7月からは、経営企画室の室長代理も任せていただき、株主の方や金融機関の方、出資を検討くださっている事業会社の方とも直接お話する機会も増えました。

サステナビリティという仕事柄もあり「ステークホルダー」の期待に応えることはずっと重視してきたつもりでしたが、品質保証室やScopeXという温室効果ガス排出量の見える化サービスの事業も管掌する中で、一層、視野の広がりとリアリティ、そしてその責任を感じています。背負わせてもらえることが増えたからこそのハードシングスも多いですが、その分、喜びも悔しさも大きい充実した時間を過ごしています。今はとにかく、メンバー一人ひとりの喜びや成長、そしてTBMに関わってくださってくださっている皆様の今と進みたい未来をつなぐことに、使命感を持って一意専心で励んでいます。また、担当領域の性質上、これまでも登壇や寄稿など、社外への露出は比較的多かったですが、執行役員かつCxOとなった今、TBMというユニコーン企業第一世代の経営陣の一人として、会社、そして社会を率いていく責任感とワクワク感を感じています。会社同士の協業や業界全体の動きを作っていくような、大きな仕掛けにチャレンジしていきます。

ー今、どんな方にTBMをおすすめしたいですか?

遠い未来のこともワクワクしながらリアルに想像できる方で、その想像した未来に向かって「今」行動を起こせる方にTBMは向いていると思います。

「進みたい未来へ、橋を架ける。」というミッションを掲げる私たちは、ともすれば「無謀だ」と思われるようなビジョンに対しても行動を起こす必要があります。これまで通りの「当たり前」を行う会社であれば、多くのステークホルダーの皆様からご支援いただいてまで挑戦する意味がありません。「新しいアタリマエ」を世に生み出すことを期待いただいているからこそ、これほどまでに大きなご支援を頂いている、という責任感と使命感を持っています。

私たちは、多様な経験やアイデアを持つ個性豊かなメンバーの一人ひとりが、互いに感情移入しながら、自分のコンフォートゾーンから踏み出し挑戦し続け、成長していく集団を目指しています。

私は初めてこの会社にカジュアル面談に来た時は「転職意向ゼロ」でした。

少しでも「面白そう!」と思ってくださった方は、時期がマッチしていなくても、一度ご連絡いただけたらと思います。

あなたの心に火を灯すような挑戦が、ここにあるかもしれません。お待ちしています。

ー羽鳥さん、ありがとうございました!

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