日々の「感謝」と「挑戦」への決意を込めてーTBM感謝会2024レポート

  • URLをコピーしました!
目次

#1. TBMの感謝会とは

一般的には年末に「忘年会」や「全社総会」を行うことが多いと思いますが、TBMはコンセプトが少し異なります。企業活動を支えてくださっている多くのステークホルダーの皆様に対して、日頃の感謝を込めて、社員一人ひとりがホストとしてお客様をもてなし、来年度のさらなる飛躍に邁進する節目の会として「TBM感謝会」を開催しています。

今年で3回目の開催となる感謝会は、コロナ禍の影響もあったため2019年以来5年ぶりの実施となり、過去最大規模となる500名ものゲストをお迎えしました。このイベントの準備から運営までは、役員から新入社員まで、TBMメンバー総出で取り組み、企業理念体系TBM ComapssのValeusの1つでもある「感謝と謙虚で繋がろう」の文化を体現しました。

#2. TBMの1年の振り返りと、非常識な挑戦の共有

祝辞

当日は、小宮山宏先生(プラチナ構想ネットワーク会長・三菱総合研究所理事長・元東京大学総長)による祝辞で幕を開けました。小宮山先生には、石灰石を活用し石油由来プラスチック削減に貢献するLIMEXへの大きな期待のメッセージを頂きました。

 

社員による1年の振り返りと未来への決意

続いて行われた「Highlights of the Year」と題したパートでは、常務執行役員CSOの山口と執行役員の杉田から、それぞれの部門の2024年度の成果と今後の挑戦を共有しました。

LIMEX事業本部(山口)
 今年のLIMEX事業本部のキーワードは「塗り替える」。製品や市場の在り方を革新する決意を表すもので、メンバー一丸となりLIMEX製品の競争力向上と海外展開を進め、大手小売業や食品業界、ホテル業界など多岐にわたる分野で採用が拡大したことを発表しました。

資源循環事業本部(杉田)
 難易度の高いリサイクル案件への挑戦や、デジタルプラットフォームの構築により、再生材調達の効率化と透明性の向上を実現したことを発表しました。具体例として、建設現場の廃材を活用したカラーコーンの製造事例が紹介され、今後はこのモデルを全国および海外へ展開する決意が語られました。

続いて、技術開発とサステナビリティの領域における2024年度の振り返りと、今後注力していくポイントについてそれぞれの担当者から発表されました。

 

Product Vision 2025 – 今後の製品展開 –
テクノロジーセンター センター長 高松から、主にLIMEXの開発進捗について発表し、LIMEX Sheetの高付加価値化やカーボンリサイクル技術による「CR LIMEX」の製品開発について述べました。来期以降の事業貢献に寄与する開発テーマについても触れ、営業と開発が一体となって、LIMEXの普及拡大を推進していく方針を示しました。

 

Toward the Sustainability Revolution- サステナビリティ革命の実現に向けて-
執行役員CSuO(Chief Susrainability Officer)の羽鳥から、環境マネジメントシステム(ISO 14001)認証取得サステナビリティレポートの発行など、今年進展したサステナビリティ活動について報告しました。「サステナビリティ革命」の実現に向けて、様々なパートナーとの連携を強化しながら推進していく、次なる成長戦略への展望を示しました。

 

 

TBM Challenge Pitch 2024- TBMのメンバーによる非常識な挑戦のピッチコンテスト –

2024年に取り組んだ挑戦的なプロジェクトを4つ厳選し、それぞれのプロジェクトを牽引した代表メンバーによるピッチが行われました。その場で来場いただいたお客様に投票いただき、最も非常識な挑戦が選ばれました。

No.1 資源循環の推進(Maar再生材調達ナック様とのクリクラボトル再資源化事例について)
by Maar事業部 大島・五十嵐

No.2 海外でのLIMEXの普及拡大(2024年度のLIMEXの海外企業での導入について)
by LIMEX事業本部 伊藤

No.3 国内でのLIMEXの普及拡大
by LIMEX事業本部 仲谷増田

No.4 CR LIMEX ダボスで発表
by 次世代事業本部  中村

 

投票の結果、最優秀賞には「No.4 CR LIMEX ダボスでの発表」が輝きました。

中村は、CR LIMEXの技術が社会実装と量産化へ着実に近づいていることを報告し、世界への展開がもたらすインパクトについて力強く語りました。数々の課題をチームと共に乗り越えた経験や支えてくれたパートナーへの感謝の気持ちを示し、「カーボンリサイクル技術が地球全体に貢献する未来を必ず実現する」と、さらなる挑戦への決意を表明しました。

TBM Challenge Pitch 2024 の様子

#3. 感謝を形に。イベントを支えたメンバー

TBMの「感謝会」は、企画から運営の大半を社員自身の手で取り組んだことが大きな特徴です。イベントを支えたのは、社員一人ひとりの創意工夫とスタートアップらしいスピード感、そして強い一体感でした。

企画はもちろん、司会の台本作成、当日の投影スライドや動画の制作、コンテンツの準備から、当日の受付など細かい役回りまで、社員が担当しました。5年ぶりの開催ということもあり、初めて感謝会を経験する社員も多かったですが、初めての挑戦も楽しみながら、細部へのこだわりを持って準備していた姿が印象的でした。

また、パンフレットやスタッフTシャツ、ロゴデザインなどの制作物も、社内のクリエイティブチームが一から手掛けました。特に展示ブースでは、LIMEX再生材を使用した製品に直接触れていただける場を設け、来場者にTBMの技術力と製品価値をリアルに体感していただきました。

イベントを通じて見えたのは、「感謝と謙虚で繋がろう」というTBMのValuesを体現する社員の姿です。企画から運営、クリエイティブ制作までを自ら手掛けることで、社員一人ひとりが「感謝の気持ちを行動で示す」ことに真摯に向き合いました。こうした取り組みは、まさにTBMの企業文化そのもので、多くの方々に支えられていることへの感謝を、社員全員が力を合わせて形にした「感謝会」は、TBMらしいスタートアップ精神と仲間の絆が光る特別なイベントとなりました。

 

 

#4. 繋がりを未来へ紡ぐ、社会課題解決の挑戦

感謝会の最後に登壇した代表取締役 山﨑のスピーチは、TBMが描く未来への展望を示しながらも、「感謝」の原点を改めて伝えるものでした。

「今年は、CR LIMEXという二酸化炭素をリサイクルした新技術が大きな前進を遂げ、製品化への道筋が見えました。また、横須賀サーキュラー工場では新たな挑戦を続けながら、日本のリサイクル基準を満たす製品を追求し、2025年にはフル稼働を目指しています。TBMの技術と挑戦は、必ず日本、そして世界の未来を変える力になると信じています。」

「過去30年で世界市場における日本の存在感が薄れてしまいましたが、TBMがその潮流を変える役割を果たす必要があります。資源循環やサステナビリティ分野では、日本が世界をリードするチャンスがあります。デジタル情報革命、AI革命に続き、今こそ私たちが挑む『サステナビリティ革命』を世界へと広げていくときです。この挑戦は決して容易なものではありませんが、皆さんと共に力を合わせ、未来を切り開いていきたい。TBMの成長と挑戦は、応援してくださる皆様の期待に支えられています。」

 

最後は感謝会の様子を元に制作された動画が放映され、温かい拍手の中で幕を閉じました。


5年ぶりの感謝会を無事に終えることができたのは、年末のご多忙の中でご来場いただいた皆様、また日頃より様々な形でTBMを応援いただいている全ての皆様のおかげです。
皆様への感謝の気持ちを胸に、2025年度もサステナビリティ革命の実現に向けて、社員一丸となって、全力で邁進してまいります。
引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。 

株式会社TBM 採用サイト |
株式会社TBM 採用サイト TBMは、TBM Compassを軸とした組織づくり、採用活動を行っています。スキルが高いだけではなく、TBM Compassへ強い共感を持っていただける方と共に地球規模の挑戦をしたい...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次