今回は、TBMメンバーの多様な働き方を知っていただきたく、「子育て」に着目しTBMでの実際の働き方についてご紹介します。
#1【子育て中メンバー】子育てと仕事を両立する中で変化した価値観、働き方
まずは、子育て真っ只中のメンバーから、仕事と家庭の両立についての思いや考え方などを伺いました。
(写真左から、中村さん、堀さん、劉さん)
中村さん:アクセンチュアに入社し、戦略グループで国内の製造業クライアントを中心に、中期経営計画策定等に携わる。現在は、執行役員CKO 次世代事業本部本部長 兼 社長室室長 兼 管理本部本部長代理としてTBMの海外展開を包括的にリードする。現在1歳のお子さんを子育て中。焼肉が好き。(※2024年7月時点)
堀さん:IT領域のスタートアップの立ち上げ期に参画し、営業管理、人事、法務など幅広くバックオフィス業務を担当する。TBMでは、管理本部にて営業管理プロセスやシステムの見直しを含めて業務効率化の企画および実行までを担う。現在、18歳、11歳のお子さんを子育て中。ゴルフ好き。(※2024年7月時点)
劉さん:学生時代は抗がん剤治療に関する研究を行い、前職ではメッキ材料の合成プロセスの設計、新規製品の基本開発および評価を行い、TBMに参画。TBMでは、子供のため、環境に配慮した製品をつくるための研究開発を行う。現在2歳のお子さんを子育て中。元気に飛び込むチャレンジパーソン。(※2024年7月時点)
※業務内容は、インタビュー当時のものです。
―子育て中の皆さん、現在の実際の働き方を教えてください。
中村:現在、1歳になる子供がいます。子供が生まれてからはなるべく朝早く出社して、少し早めに帰宅し、自宅で子どもを寝かしつけてから残りの仕事をしています。おかげさまで朝に強くなり、健康になってきました(笑)。
まだまだスタートアップのTBMでは、いきなり業務量を減らせるわけではないですし、忙しいのも変わりません。それでも、オフィスで使える時間が減ったので、任せられる業務はメンバーに託して、帰宅途中や帰宅後にできる限り対応するようにしています。
堀:基本的には出社していて、上の子がもう大きいこともあり、ちょっとした家事は(本人の成長のためにもなる!)お願いをしています。食事に関しては、休日にまとめて作り置きをしたり、お弁当を作るついでに事前準備だけして、突発的な残業があってもある程度子どもたちでも対応できるようにしています。子どもの学校行事については、チームに子育て中の方が多いのでご理解いただいており、参加するようにしています。
―子どもの誕生に伴い、家庭の中や仕事をしている中で変化したこと、気づいたこと、工夫していることはありますか?
堀:家庭での変化は、時短料理がうまくなりました(笑)。また、以前はきれい好きでしたが、多少の汚さはOKというように幅が広がったと思います。仕事での変化は、子育てと一緒で、失敗や成功にこだわり過ぎず経過を楽しめるようになりました。また、仕事と家庭の切り替えをきちんとすることように心がけ、モヤモヤするときには、自分を大事にする「お一人様TIME」をつくってデトックスしています。
劉:子どもが生まれてから、生活はすべて変わりましたね(笑)。もともとそこまで子どもが好きではなかったのですが、出産を経て子どもを好きになりました。町なかでも泣いている子にも優しくできるようになったのは自分でも驚きです。
職場では、子どもの病気やけがを理由にリモートワークをすることが増えたり、育児の時間を確保するために残業時間を短縮するなどの変化がありました。保育園から呼び出しがあった際にはフレックスタイム制度を有効に活用しています(テクノロジーセンターでの適用)。
中村:帰宅して子どもと会うと疲れを忘れますし、エネルギーをもらえます。また、この子の将来のために何ができるだろうかと考えさせられます。サステナビリティ革命を起こすべくTBMにジョインしたのですが、子どもが生まれて、本当の意味で次世代のことを自分ゴト化するようになったと思います。日々のニュースを目にしても、「この子が大人になったときにどんな影響があって、どんな世界になっているのだろうか」と想像するようになりました。
TBMでも、次世代のため、将来世代のためというモチベーションで仕事をしており、それが自分の子どもの将来のためという、より解像度の上がった具体的なものになったように思います。
―もしチームに子育て中のメンバーがいたらどんなコミュニケーションをとりたいと思いますか?
中村:なるべく時間を柔軟に使えるように、業務内容を調整したいと考えています。TBMには実際、私以外にも子育て中のメンバーが多く在籍していますが、朝晩の送り迎えに対応できるように出社・帰宅時間を調整したり、必要であれば在宅ワークにしたりと柔軟に働いているように思います。ただ、そのワークスタイルが当てはまる業務と難しい業務があると思うので、本人の意志や希望を確認しながら、業務内容を調整できればと思います。
そうはいってもTBMは挑戦するベンチャーであり、「非常識への挑戦」と「両立主義」を掲げていますので、仕事で1年で10倍の成長を実現することと育児を両立できるよう、相当の覚悟が求められると思います。実際に育児をしつつも、成長に貪欲なメンバーが多いと感じます。私もまだ手探りの状態ですが、一緒にこの挑戦を成し遂げられるように、知恵を絞りながら共に成長していけたらと思います。
堀:ひとつは子育て経験を活かして、まだお子さんが小さいパパさん・ママさんの悩みに寄り添う形で話を聞くように心がけています。もし答えがでなくても、経験を話すことで「こうやって乗り越える方法もあるんだな」と気付き、忙しい中でも子育てが楽しめるようになるといいなと思います。
ふたつめは、チームでカバーできる体制づくりを取り入れたいと考えています。これは子育てだけではなく、介護・入院などなど人生で仕事に専念したくてもできない時期が誰でも起こり得るので、その時のために属人化を防ぎ、業務の標準化を図るという視点を持って業務フローを作ること、そして普段からヘルプできやすいよう、まずは自分からヘルプを申し出る潔さ(笑)も持って、チームの皆さんで困ったときは助け合える風土づくりを自らしています。
劉:同僚に子育て中の辛いことや楽しいことをシェアしたり、教育の悩みなどを一緒に検討したりしているので、他の子育て中メンバーにも積極的に話しかけていきたいなと思っています。
―ありがとうございました!
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